スマホゲーム パズドラ（パズル＆ドラゴンズ）評価感想

タイトルそのまま、「パズルを組んでドラゴンたちを始めとするモンスターたちを薙ぎ倒す」、そういうゲームです。

このゲームで言うパズルとは「マッチスリー」という「同じ色のコマを縦か横に3つ揃えて消す」というもので、制限時間が許す限りにその組合せを幾つも組んで（「コンボする」と言う）攻撃力を増強し、並み居る敵を倒していく、という単純明快なルールです。


しかもパズルゲームでありながらRPG要素も備わっていて、手持ちのキャラを地道に強化させ、あるいはガチャで強いキャラを入手するなどして、さらなる強敵に挑むことも可能です（弱いまま挑むことも可能だがもちろん完膚なきまでに叩きのめされる）。


他のRPGと違うのは、ストーリー性は全くと言ってよいほどゼロなので「気が向いた時に始められ、飽きたり他の用事が出来たりしたら即やめられる」という点に尽きます。


スマホゲームという性格上、据え置きゲーム機やPCゲームと違って「何かの合間にプレイ出来る」「直接画面に指で触れて操作出来る」ことが特に求められるわけで、このへんの潔い割り切りっぷりは他のスマホゲームの追随となって現れています。


一方で、パズルゲームである以上、ある程度の「運」が絡んできます。単に色を3つ揃えて消すだけなら誰でも出来ますが、例えばある敵を倒すのに必要な色があったとして、あいにくその色がパズル画面（盤面と表現する）になかった場合、その色が出現するよう事前に出来るだけいらない色を多く消し、欲しい色が出現するよう仕向ける、といった「運を呼び込む戦略」も必要になってきます。


またその戦略を実現するために、「いらない色を欲しい色に変える能力（スキル）」キャラを入手して育て、ここぞという時に活躍させる、という新たな戦略も必要になってきます。


単純なパズルゲームと思うなかれ、かなり奥が深いので長く遊べてしまう中毒性がこのパズドラにはあります。基本的に課金ゲームですが無課金でも十分遊べます。でもたまには課金してあげてね。

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